統計検定2級(CBT)を受けてきた
はじめに
先日、統計検定2級(CBT)を受けてきた。結果は88点で合格。勉強方法や受験の流れについて振り返る。
勉強方法
勉強期間は計3週間ほど。年末年始の休みに集中的に勉強した。勉強には、日本統計学会公認の教科書と問題集(中身は過去問)を使った。試験までに問題集を2周して、過去問ならばほぼ完璧に解ける状態に自分を持っていった。

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日本統計学会公式認定 統計検定 2級 公式問題集[2013〜2015年]
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問題集の方も悪くない。解説が端的なので初学者に優しくはないが、このレベルの解説で理解できなかったら教科書に立ち戻ったほうがいい。
教科書や問題集の解説で直感的に理解しにくいところは、以下の本で補った。教科書と違って流し読みできるので、学習中のいい息抜きになった。ちなみに半分くらいしか読んでない。
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統計学が最強の学問である[実践編]---データ分析のための思想と方法
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受験までの流れ
受験までの流れは以下のとおり。
- Odyssey ID を登録
- 試験会場に受験申込み*1
- 試験会場で受験
1~2は受験日の前日に実施した。今回は試験会場として、オデッセイテスティングセンター有楽町を利用した。試験配信会社が運営しているので安心感がある。実際、受付の対応や試験環境に不満はなかった。
CBTの実際
秘密保持契約があるので中身の詳細は語れないが、難易度は筆記試験の過去問と同程度と感じた。過去問を完璧に解ける状態にしておけば、余裕をもって合格できるだろう。
会場では計算用紙とボールペンが借りられる。計算用紙は裏表に書き込めるものが試験開始時に2枚渡され、適宜新しいものと交換してもらえる。今回は交換しなかった。
最後に
残念なことに私の職場では統計検定の認知度が高くない。しかし、どんな仕事においても、統計学の考え方は役に立つと思っている。今後、統計検定の市場価値が向上していくことを願う。
*1:申込み方法は試験会場によって異なる模様